こんにちは、しろうです。
今回は『自動的に夢がかなっていく ブレインプログラミング』という本をご紹介します。
今日はカフェにて『ブレイン・プログラミング』という本を読んだのですが、良本でした😍
本書では「脳幹賦活系網様体(RAS)」という神経の集まりにプログラミングする方法が徹底的に書かれているのですが、
科学的に説明されているのでかなり納得させられました。早速実践します☺️#しろうの読書日記 pic.twitter.com/RqqWuyzSry
— しろう@読書家ブロガー (@shiro_life0) October 18, 2019
この本を読んだ感想は上記の通りです。
無意識に望む結果を引き寄せる法則がかなり詳しく科学的に述べられていたので、説得力がありました。
ブレインプログラミングの内容
まずは簡単に『ブレインプログラミング』とはどのような書籍なのかをご紹介していきます。
本書では「RAS(脳幹網様体賦活系)」という脳の働きについて詳しく解説されています。
この本には、「意志の力」のことなどは、いっさい書いていない。あくまでも、脳幹を通る細い神経線維ーRASのことだけを書いた。(p35)
上記のようにも本書の35ページで述べられており、本当にRASについてのことが詳しく記載されています。
RASとは哺乳類の脳幹にある「網様体」という神経の集まりのことで、簡単に解説すると「自分に必要な情報を選別する脳の仕組み」です。

引用元:ブレインプログラミング挿絵
RASは上記のように脳全体に繋がっており、脳に入る”におい”以外の情報全てを中継しています。
つまり「このRASを自分の思うがままにプログラミングできれば、好きな情報を取り込むことができて、夢が叶っていくよ!」というのが本書のメインとなる主張です。
ブレインプログラミングを読めば本当に夢が叶うのか?
この本を読む人の人のほとんどが「何か叶えたい夢がある方」だと思うので、気になるのは「この本を読めば本当に夢が叶うのか?」ということだと思います。
結論からいうと、本の内容を実践すれば大半の夢は高確率で叶うと僕は思います。
このように感じた理由は下記の通りです。
- 科学的・統計学的観点から説明されている
- 実話が多く掲載されている
- やるべきことがステップごとに解説されている
それぞれ解説していきます。
①:科学的・統計学的観点から説明されている
今までに多くの本で「強く願えば夢は叶う!」というようなことが述べられてきましたが、基本的に根性論的な考え方が多く、科学的根拠のないものが多かったことだと思います。
しかし、本書では科学的・統計学的に「引き寄せの法則」などが解説されているので、かなり説得力があります!
例えば、本書の中では「目標は紙に書くことが大切」と主張されているのですが、その理由についても、心理学の実験(科学的)を紹介したり、アメリカで行われた調査(統計学)を紹介してくれています。
②:実話が多く掲載されている
本書では数多くの実話が掲載されています。
著者であるアランさん&バーバラさん夫婦のお話であったり、交通事故にあった女性であったり、ヨーロッパの少年であったりと、登場する人物は様々です。
様々な人の体験を知ることを通して、RASの可能性というものを感じることができるのもポイントの1つです。
③:やるべきことがステップごとに解説されている
いくら本を読んで、夢を実現させる方法がわかったとしても、行動に移さなければ何も現実は変わりません。
自己啓発本を読んだ直後は「よし、なんでも上手くいく気がする!とりあえず挑戦しよう!」と思いますが、意外と行動に移せないものですよね。
しかし、本書では「目標設定のやり方」や「計画の立て方」などがステップごとに解説されているため、本書を読み進めながら行えます。
そのため何をすべきかが明確になり、「本を読んでも行動しない」という問題が解決できます。
「ブレインプログラミング」を読んで印象に残ったポイント
ここからは「ブレインプログラミング」を読んで、印象に残ったポイント、重要だと思ったところなどを本書より抜粋しつつ、紹介していきます。
①:人がやる気になる時
人がやる気になるのは、何かが手に入ると思ったときか、つらい思いをしたくないと思ったとき。(p74)
人がやる気になるのは、何か自分にとっての利益があると思った時か、何か失いたくないと思った時のどちらか、あるいはその両方だそうです。
本書ではこの原理を利用して「やりたいことリスト」を作成する重要性が説明されています。
②:目標があれば長生きできる
人生にはっきりとした目標がある人は、寿命が長く健康に生きられると科学も証明している。(p91)
これは「パトリック・ヒル」「ニコラス・チュリアーノ」という二人の研究者が分析したデータを基にした言葉です。
6000人以上を対象にした調査した結果、目標があって、目標意識が高い人はそうでない人に比べて、死亡率がずっと低くかったそう。
目標を掲げて、それに向かって努力することは健康にも良いということだそうです。シンプルに凄いですね。
③:準備に時間をかけてはいけない
たいしたことを成し遂げられないうちに人生が終わってしまう一番の理由は、いつも準備ばかりに時間をかけるからだ。(p106)
これは最もですよね。
みなさんも「明日から始めよう」と思って、結局始められなかった経験があるのではないでしょうか?
リスクを減らすために準備をすることは大切ですが、そればかりに気を取られてしまって結局行動しないのは本末転倒。
それだったらまずは1歩踏み出そうということですね。
④:勝者とは諦めなかった人
勝者とは、決して失敗しない人ではない。決して諦めない人のことをいう。(p126)
本書では諦めなかったからこそ大成功した例をいくつか取り上げています。
例えば、
- ハリーポッターの著者「J・K・ローリング」が出版社に作品を持ち込みましたが、最初の10社は全て断られていた。
- ウォルト・ディズニーがディズニーランドの建設に漕ぎ着けたのは300回以上、出資を断られたあと。
- アインシュタインは学生時代に「大物になれそうにありません」と成績表に書かれていた。
などなど、他にもいくつかの諦めたかったからこそ大成功した例が紹介されています。
成功するのに必要なのは諦めずに継続することなわけですね。
「ブレインプログラミング」を読んだ感想
今回は「ブレインプログラミング」をご紹介しました。
本書では夢を叶えるための「かきくけこ」
『か』:紙に書く
『き』:期限を切る
『く』:口に出す
『け』:計画を立てる
『こ』:行動する
が科学的に、そして著者の豊富な経験談や知識を基に解説されているので、かなり説得力がある本だと感じました。
- 夢はあるけど1歩が踏み出せない
- そもそもやりたいことが何かわからない
- 将来が不安
- 周りの意見が気になる
- ポジティブになりたい
上記に当てはまる人にはかなりオススメの本だと思います。
ぜひ、興味のある方は読んでみてください。