【簡単】簿記2級を独学で合格した勉強法【200時間で合格可能】
[chat face=”d15d1ef3fc792ceafd4d75850b687cc3.jpg” name=”しろう” style=”maru” align=”left” border=”none” bg=”blue”] こんにちは、しろうです! [/chat]
[chat face=”70bf50a106beab983f9b6e72c6c24ee7.jpg” align=”left” border=”none” bg=”gray”] 簿記2級を受けようと思うんだけど独学でも受かるかな、、、どうやって勉強したらいいのかとか、どれぐらいの勉強時間が必要なのかとか知りたい! [/chat]
今回はこのように『簿記2級に独学で合格したい』という方向けの記事になります。
この記事を執筆している僕は12月末から勉強を始めて、2月24日のテストで合格しました。(証拠画像は下記)
勉強の進捗度合いはギリギリでしたがなんとか合格。
70点で合格なので、ある程度余裕をもって合格できたのではと思います、、、
ちなみに僕が受けた時のテストは合確率が12.7%と直近10回のテストで最も低かったです。
それでも、僕なんかが合格できたので大抵の人は合格できるはず。
この記事では実際に僕がテストを受けて「やっていて良かったと思ったこと」「もっとこうしておけばよかったなと思ったこと」なども交えながら解説していくので、かなり参考になると思います。
5~8分ほどで読み終えるはずなので、勉強の合間時間にぜひ目を通してください。
*既に簿記3級は取得している人向けの記事となっていますm(_ _)m
簿記2級合格に必要な勉強時間
【簿記2級 勉強時間】とかで調べると、だいたい200時間〜350時間ぐらいが必要と書かれているサイトが多いですよね。
はい、200時間勉強すれば合格は可能だと思います。
個人差はあるかもですが、僕なんかでも200時間で合格できたので他の方でも合格可能なはず。
12月末(冬休み)から勉強を始めたのですが、12月は30時間ぐらい。
1月は学校のテストなどもあり50時間ぐらい。
2月は春休みだったので毎日6時間ぐらい勉強して120時間ぐらい。
だいたいこれぐらいの配分で合計200時間って感じです。
[jin_icon_check size=”20px”]だいたい250時間を目安にするとOK
念のために、余裕を持って250時間ぐらいの勉強時間を確保できるようにしておけばいいと思います。
- 2ヶ月前から勉強スタート→毎日、約4時間の勉強
- 3ヶ月前から勉強スタート→毎日、約2時間30分~3時間の勉強
こんな感じですね。
ある程度、余裕を持って計画を立てた方がメンタルが楽なのでこれぐらいをオススメします!
簿記2級に独学で合格する勉強方法
僕が実際に行った勉強方法は下記の通り。
- 商業簿記のテキスト1周(10時間)
- もう一周(10時間)
- 間違ったところだけもう1周(5時間)
- 商業簿記の過去問を解く(30時間)
- 工業簿記も①〜④と同じことをする(55時間)
- 過去問・予想問題を解く(55時間)
- 全体的に見直し(35時間)
それぞれ詳しく解説していきます。
簿記2級の勉強方法①:商業簿記のテキスト1周(10時間)
まずはテキストをざっと1周してみましょう。
このときは目を通すだけで、わざわざ1問ずつ解いていく必要はないです。
というのも、簿記2級の商業簿記はぶっちゃけ3級とそこまで変化がありません。
基本的には勘定科目を覚えて、仕分けしまくる。ただそれだけ。
なので、まずはざっと目を通して雰囲気を掴めばOKです。
[jin_icon_check size=”20px”]商業簿記のおすすめテキスト
僕は「スッキリわかる日商簿記2級(商業簿記)」を使っていました。
シンプルにわかりやすいですし、イラストとか図が多くてイメージが掴みやすく、記憶定着率もかなり良かったです。
「すっきりシリーズ」はかなり有名なので、まだテキストを持っていない方はとりあえずこれを買っておけば問題なしかと。
簿記2級の勉強方法②:もう一周(10時間)(10時間)
さて、一通り目を通し終えたらもう一周してみましょう。
しかし、次はきちんと一問ずつ問題を紙に書き、解きながら読み進めてください。
*「簡単で確実にわかる問題」とかは紙に書かなくても、さっと頭でイメージするだけでOKです。
そして、間違ったところは『付箋 or マーカー』で印をつけておいてください。
[chat face=”d15d1ef3fc792ceafd4d75850b687cc3.jpg” name=”しろう” style=”maru” align=”left” border=”none” bg=”blue”]この段階では半分ぐらい正解できたら上出来です! [/chat]
簿記2級の勉強方法③:間違ったところだけもう1周(10時間)
さて2周目も終えたら、次は3周目です。
3周目は間違ったところだけを紙に書いて解き進めていきましょう。
今回で間違った問題のうち3~4割ぐらい正解できたらいい感じだと思います。
逆に言えば、6~7割はもう一回間違いても全然OKなので、きちんと読み直して理解するようにだけしておきましょう。
簿記2級の勉強方法④:商業簿記の過去問を解く(30時間)
さて、次は商業簿記の過去問題を解き始めましょう。
[chat face=”70bf50a106beab983f9b6e72c6c24ee7.jpg” align=”left” border=”none” bg=”gray”] まだテキストを完璧に覚えられてないんだけど、、、 [/chat]
とか思うかもですが、全く問題なしです。
というのも、おそらく完璧に覚えたところで「実際に過去問題をやってみたら全然解けない( ; ; )」みたいなことになるはず。
なので、テキストは6~7割理解できたらOK。あとは過去問で鍛えていきます。
[jin_icon_check size=”20px”]過去問題で間違ったところはテキストで見返す
この過程がムッチャ大切です。
例えば、過去問題を解いていて「減価償却の定率法の計算問題」で間違ったならテキストでそこに該当する箇所を読み返して理解を深める、という感じ。
過去問題の解説の欄を見てある程度、理解できてもきちんとテキストで見返しておくのをオススメします。
「あぁ〜そういえばこんなイラストが書いてあったなぁ」とかの感情が湧いてきて記憶に残りやすくなるので。笑
過去問題で勉強する目安としては30時間ぐらいなので、
- 1時間ぐらいで商業簿記の部分だけ解く
- 答え合わせをする
- 間違ったところの見直し&印をつけておく
- テキストで見直し
このサイクルで、だいたい過去問1回あたり2~3時間かけるぐらいのペースで5回分ぐらいやりましょう。
そして、5回ぐらいやったら過去問題の中で間違った問題だけをもう一度解いていきいます。
[jin_icon_check size=”20px”]過去問題にオススメのテキスト
僕は「ドンドン解ける! 日商簿記2級過去問題集」シリーズの18~19年版を使っていました。
理由は単純で「過去問題の収録数が多かったから」です。
ですが、正直に言うと直近の7回分ぐらいしか僕はほとんど手をつけませんでした。
というのも、日商簿記の問題は少しずつ出題傾向や出題範囲が変わっているので、かなり前の問題をやってもあんまり意味ないんですよね。
なので、買うなら過去10回分が収録されているぐらいのものでもいいと思います!
簿記2級の勉強方法⑤:工業簿記も①〜④と同じことをする(55時間)
さて、商業簿記の過去問題を30時間ほど解いたら、一旦工業簿記の勉強に突入しましょう。
とはいえ、工業簿記の勉強の手順も商業簿記と全く同じ。
- 工業簿記のテキスト1周(10時間)
- もう一周(10時間)
- 間違ったところだけもう1周(5時間)
- 工業簿記の過去問を解く(30時間)
これの手順でこなしていきましょう。
正直、工業簿記は簡単なので40時間ぐらいで終わるかと思います。
テキストは商業簿記と同じく「”すっきりシリーズ”の工業簿記バージョン」を使っていました。
簿記2級の勉強方法⑥:過去問・予想問題を解く(55時間)
さて、これでようやく「商業簿記」「工業簿記」共に一通り勉強が終了しました。
あとは全て通しで「過去問題」「予想問題」を解きまくるだけです。
具体的な手順は次の通り。
- まずは一度解いた過去問題(5回分ぐらい)をやってみる(答え合わせ、間違ったところの見直しなども合わせて20時間ぐらい)
- 予想問題をやる(20時間)
- 過去問題・予想問題で間違ったところをやる(15時間)
こんな感じで、時間を使います。
これだけ時間を使えば、10回分ぐらいの過去問と予想問題を解けるはず。それだけ解けばかなり力がついてきます。
ポイントとして予想問題をやる時はテスト本番と同じように2時間をきっちり測って問題を解くようにして、時間配分を考えるようにした方がいいです。
[jin_icon_check size=”20px”]オススメの予想問題集
僕は過去問題を解くのに「”あてるシリーズ” TAC直前予想 日商簿記2級」を使っていました。
というか、必ずこれを使うべきです。
僕が受かったのはこの問題集のおかげと言っても過言ではないです。笑
それぐらいにこの予想問題集は優秀。
的中率も高く、特に工業簿記の応用が効いているため、テスト本番の問題が簡単に思えます。
[chat face=”d15d1ef3fc792ceafd4d75850b687cc3.jpg” name=”しろう” style=”maru” align=”left” border=”none” bg=”blue”]ぜひ予想問題集はこちらを利用してください! [/chat]
簿記2級の勉強方法⑦:全体的に見直す(35時間)
あとは、全体的に見直しつつ、自分の苦手なところを克服していけばOK。
正直、この段階にくると「テストは不安だけど、これといってわからないのもないし、何を勉強したらいいのかわからない」って感じになります。
僕はなりました、、、笑
なので、もはやテストを待つのみなのですが、最低限今覚えている知識を忘れないように何度も復習しておくのがいいと思います。
簿記2級に合格のために必要なこと
僕が実際にテストを受けて必要・やってよかったと思ったことは次の通りです。
- 隙間時間の活用
- テスト問題を解くときのテクニック
この2つです。それぞれ解説していきます。
必要なこと①:隙間時間でひたすら復習
簿記2級ともなると、それなりに範囲が広いので以前やったことを忘れるとか日常茶飯事。
[chat face=”disappointed-human.jpg” align=”left” border=”none” bg=”gray”] 工業簿記の勉強ばっかりしてたから商業簿記のことを忘れちゃったよ、、、 [/chat]
みたいなことも普通にあると思います。
なので、僕は通学時間や昼休憩などちょっとした隙間時間は以前に解いて間違った問題を見直したり、テキストをパラパラと目を通すようにしていました。
当時は「こんなさらっと見直すだけだと、あんまり意味ないかなー」とか思ってたのですが、今思うと効果は絶大でした。
このようにまとまった時間は先ほど解説した手順のように学習を進めて、隙間時間は復習に使うことをオススメします。
必要なこと②:テスト問題を解くときのテクニック
テクニックというほどでもないかもですが、重要なことは次の3つかと思います。
- わかる問題から解く
- 捨て問はサクッと捨て、部分点を狙う
- あとは超絶見直し
簡単に解説していきます。
①:わかる問題から解く
これはテストを解く時のあるあるテクニックですよね。
僕の場合は『大問①→大問④→大問⑤→大問②→大問③』という手順で解いていきました。(大問①〜③は商業簿記、大問④〜⑤は工業簿記)
さっと見た感じ工業簿記がかなり簡単そうだったので、先に工業簿記から解き始めた感じです。
難しい問題からやってしまうと無駄に時間をかけすぎてしまったり、焦って凡ミスが多くなったりとロクなことがないので、解きやすそうな問題から解いた方が絶対にいいです。
②:捨て問はサクッと捨て、部分点を狙う
はい、これが超重要です。捨て問題はサクッと捨ててしまいましょう。
僕の場合は大問③が明らかに捨て問題でした。
この動画では「大問③は明らかにレベルがおかしい、公認会計士でも解けない人もいる」というように批判されています。
実際に僕も「いや、そもそも問題の意味がわからねー」って感じだったので、わかるところだけサクッと解いて、15分程度で終わらせました。笑
事実として、僕の点数を見てもらってもわかる通り、大問③は10点と著しく低いです。
それでも簿記2級は70点以上で合格なので、捨て問題だと思ったらサクッと捨てて、部分点だけを狙って他の問題の凡ミスをなくせばきちんと受かります。
なので「やばい、、、この問題難しすぎて全然わからない、、、」とか思っても、他のでカバーするように努めればOKです。
③:あとは超絶見直し
凡ミスをなくすように、ひたすら見直しはきちんとしておきましょう。
僕は大問④と⑤は3回ずつ解き直しました。
とれるところでしっかりとっておくのが最善です(*´`*)
時間があまれば、捨て問題だと思っていたところに挑戦してみるぐらいでいいと思います。
まとめ
僕が受けた時のテストは大問③が異様に難しかったのですが、それ以外の問題はそこまででした。
なので、確実に解ける問題を凡ミスなく解ければ合格点である70点はわりかし、取りやすかったのではと個人的に思っています。
合格率が低かったのは、おそらく大問③でメンタルブレイクされた人が多かったからかなと、、、
この記事を全て読んで頂いた方はなんとなくわかったかもですが、僕って全くもって賢くありません( ; ; )
そんな僕でも200時間ぐらい勉強すれば合格できたので、みなさんなら必ず合格できるはずです。
ぜひ、頑張ってください٩( ‘ω’ )و
もし聞きたいこととかがあればTwitter「シロウ(@shiro_life0)」のDMやリプでご連絡いただければ二日以内には連絡を返すのでお気軽にどうぞ(*・ω・)ノ
それでは今回はこれにて終了させて頂きます。ぜひ頑張ってくださいm(_ _)m
[jin_icon_check size=”20px”]この記事を読んだ方におすすめの記事
・【2020年】『おしゃれで便利』な文房具のお勧め20選をご紹介します!